以前にも、よろず相談所のブログやこのブログでも紹介してきましたが、

陥落する経営者、質の悪い経営者にはある一定の規則!?的なものといいますか、

共通したものありますね。

昨日も、そんな出来事がありました。

このことは、顧問先をはじめ、特に学生の前で経営学の講師をしていると

よく聞かれる質問であったり興味の持てる内容だったりするようですね。

「失敗する経営者とは・・・」

なんてタイトルで、オフレコで話したこともありましたけど・・・

多分、皆さんも気が付いているかとは思いますが、

経営者の資質が変わる時は、当たり前ですが、

①商売がうまくいかなくなってきたとき

②借入等資金繰りばかり考えるようなってきたとき

③常識外れの発想を無理難題とは考えずに、国や政治家等のせいにして

　自分の考えを正当化しだしたとき

この3つが揃ったときは、私は警戒して一歩引いて付き合うようにしていますが、

中には取引を辞めることもあります。

誰もがそうかと思いますが、不安になった時は、誰かに縋りたいものですよね。

しかし、その矛先を間違えると、最悪なケースに陥ることが多いかと思います。

周りの目を必要以上に気にしたり、過去の取引相手を疑い出したり、

新しい取引先を根拠なしに見つけだしたり・・・

迷走する経営者というものは、冷静さを欠き、過去に自分が発言したことさえ

忘れてしまい、矛盾したことを言い出すことが多いですね。

知人のことを悪く言ったり、信用しなくなったり・・・

そんなレベルで話をしている間は、まともな発想は無理でしょうね・・・

問題は、何故自分がこのような状態になったのか?

周辺を気にする本当の理由は、何なのか?

次へのステップだけではないかと思います。

最大の問題点は、本人の自覚であり、実績が全てを物語っているのです。

昨晩のケースでは、社員がオーナーの経営では無理だと・・・

第三者に伝えていましたし、背中を見てきたスタッフが現場で

感じたことが全てかと思いますね。。。

悲しいことに、その経営者の周辺の人は既に察知していて、

数ヶ月前から付き合いも変わってきていることにも気が付いていない・・・

こういう経営者は、やはり陥落していくのでしょうね!!

こういうときは、動けば動くだけどん底にはまり、余計な費用も更に嵩むかと・・・ 

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