通常、確定申告も終え、4月というこの時期は、税理士にとっては一休みと、
一般的に思われているようですが、昨年あたりから、この時期もあまり休んでいられない状況と
なっています。
というのも、暇だと思われているからこそ、何かにつけての相談がすごく多いのです。
今月に入り、友人・知人をはじめ、勿論顧問先様からも頻繁に連絡をもらい、
業務時間外でも相談に乗るケースが多いです。
酒を交わして、ざっくばらんに話す機会のほうが多いのですが、
そういう時だからこそ、普段見えない問題が見えてきます。
昨日も、友人の紹介で、個人の生保のセールスレディを紹介してもらいましたが、
税務に関する知識があやふやであったことも分かりました。
一応、一般的な研修は受けているようですが、完全に把握はしていないということ・・
結果、法人様向けに売った商品(保険)が、経費にもならず、節税対策に全くなっていなかった
ということが、昨日の話の中で分かったくらいです。
どういう反応を示すのか?私は反応をみていましたが、彼女たちは、動じることもなく
「約款を渡しているし、お客様もサインして契約したから、問題ないでしょう!!」
なんてことをいい、「今後気をつけますので、これからもご指導お願いします」
という始末・・・
これは、法人にとっては大問題です。
税務調査に入られ指摘を受けたら、追徴課税・・・
場合によっては、給与とみなされるケースもあり、個人の所得も増えることになり、
住民税も源泉もダブルで掛かってくることなども考えられます。
もっと責任を持って仕事してもらいたいものです。
法人の皆様に関しては、これらの飛び込みまたは知り合いのセールスレディに
保険を勧められても、その場で信じるのではなく、まず、税務処理のプロに
相談するよう試みてください。
いい加減に販売している、知識不足の販売人が多いという事実をお知らせします。
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