最新の会計情報や会計処理のちょっとしたコツを綴ってます!

経営者たる者、常識を・・・

週の初めから、しかも、朝っぱらから・・・

苦情!? にはならないか!! が、いちゃもんに近い内容の電話があり、物凄く気分悪く、

週が始った。

 

先週ぐらいから、皆さんの手元に、住民税の納付書が届いているかと思います。

住民税は、昨年の所得を基に計算し、今期支払うもの(国民健康保険もそうですよね)

 

昨年、会社役員の人で、利益も出ていたため、それなりの役員報酬も取り、不動産家賃も

とっていた方がいました。

 

しかし、今年は不況の嵐に飲み込まれ、なかなか思うように売り上げが伸びないという状況。

そんなときに、住民税の通知が届き、朝から文句に近い内容の電話。

 

①住民税が高すぎる

②顧問料払っているのに、節税してくれない

 (当事務所では、節税を踏まえ事前に、税金がいくらほどかかるとか、法人化した場合の

 メリットなど、書面で数字で示して納得してもらってから実行に移しています)

 * この方の場合、顧問料も決算料も当初の約束の1/3にまで減らしました。

   仕事量は変わっていないのですが・・・

③自分の周りのよく似た連中は、まともに申告なんかしていない。だから、自分の申告も

 収入を減らして税金を減らしてほしい。それくらい、報酬を支払っているのだからしてくれ。

 

この段階で、皆さんはどう判断されるでしょうか?

極端なこといえば、給与を取らなかったら会社に利益は出ますよね。

当然、法人税がかかります。

が、その法人税も払いたくないから、個人も会社の廃業・・・

廃業といっても、こっそり潜りで商売はしていく。

今後は、領収書のない、商売をしていくから、何とかなると、言い放たれ、

そこまで言われれば、脱税行為の手助けもする必要なく、正直どうでもしてくれ・・・

となりますよね。

 

言わずと知れたことですが、そのような状況下で生活している人は実際にいるのは事実ですが、

そのような人たちのマネをする必要もなく、

そのような人が税務調査にかかった場合、どのようになるかご存知でしょうか?

調査は、納税者本人のみをターゲットに来るものではありません。

取引先があり、その取引先からもきますし、その他からもきます。

 

そういう状況を知ってか、知らないでか・・・

商売の大小関係なく、長い間、経営者として事業を営んできた人の言うこと、

考えることではとてもないですよね!!

 

正直、がっかりです。

 

景気の悪化が人をも狂わす・・・・

気持は分りますが、社会人として、常識人としては・・・

 

私は、常識ある経営者とのお付き合いをモットーにしていますので、

初めにお会いして話しさせて頂いたことに相違があるのなら、今後の関係はおのずと・・・

ということでお願いします。

 

 

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プロフィール

NAME 朝山 茂樹
FIELD 税理士・行政書士・FP技能士
OFFICE 朝山税理士・行政書士事務所

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