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金の流れ

今年に入り、景気の悪化の伴い、本当に融資を受けないと企業継続が危ういと

いう状況の企業が多くなっているように思えます。

 

毎月、決算が終わる度に、融資の為の書類作成を依頼されることが

今年は何時になく続いています。

 

今こそ、政府は企業支援のための緊急特別融資枠を設け、企業存続の為に

力をいれるべきだと考えます。

 

当然、誰にでも貸すということではなく、継続企業の実態・実績を考慮し、

実績に基づいて融資枠を検討すれば、リスク回避もできるように思うのですがね・・・

 

以前書いたような企業は、実績もなく、実態も?というような企業ですから、

検討の余地すらないと思いますが、新規企業で、取引先も信頼の置けるところ、

既にキャッシュも入ってきている企業に関しては、もっと優遇すべきではないか?

と最近感じています。

 

現在も1社、1期目の決算は終わり、数字も問題なく納税もし、軌道に乗り始める今期、

自社ビルの建設を考えて、融資をお願いしているところがあります。

 

しかし、1期目なので、決算期における内容を調べられて、

現金取引に関しては、信頼性が薄く、今後の金の流れは、口座に記帳するよう

求められています。

 

つまりは、資金の流れを把握する為、立証すべく手段として、

素人でも分かるよう口座間取引にしろということなのです。

 

現金出納帳での取引だけでは、高額な取引は数字上で操作されると見られがちなのです。

 

なかなか、こちらが思うようには行かないものです。

 

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プロフィール

NAME 朝山 茂樹
FIELD 税理士・行政書士・FP技能士
OFFICE 朝山税理士・行政書士事務所

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