会社を設立してまたは個人事業を始めて、3年を経過せず、
事業が軌道に乗らない・・・
軌道といっても、「起動」しないという表現が正しいかな!!
そういった会社が最近特に多いように思えます。
つまり、会社経営自体を甘く見ている経営者が多いということ・・・
1年持たずに当初の資金がなくなり、収入のめどが立たない・・・
返済をするために更なる融資・・・
創業計画や企業契約、中には契約先も既にある、
今までの営業力を生かして我々にできないことはない、等といっている人に限って
蓋を開けると、全く別事業していたり、こともあろうか、社員ばかり確保し、
彼らに仕事(営業)を押し付け、上から命令するだけのフンズリ経営者が若い人に多い。
'会社設立ごっこ' 法人を登記して、それなりのテナントを持ち、
周りから社長と呼ばれることになった時点で、目的達成・・・
勘違いしている若い経営者が特に最近目立ちます。
皆、生活があるだろうに・・・
なぜ、真剣に会社経営を考えられないのだろうか・・・
昨日、相談に見えた社長と話していて、上記のことを深く考えた。
昨日見えた社長は、別会社で実績もあり、別部門として数年前に関連会社を設立。
まだ、予定通りには事は進んでいないが、確実に契約に向かっている。
しかも、契約となれば収入もでかい・・・
こういう会社は、資金繰りはつらいかもしれないが、ある種専門職でもあり
契約したときの喜びは大きいものだろうし、がんばってもらいたいものです。
こちらとしても、応援したい限り・・・
しかし、一般的な事業規模で、設立後半年以上経ち、未だキャッシュがマイナスで
収入見込みもないところは、根本的に経営自体いや、経営者として見直す必要があります。
それに、気がついてほしいと・・・こちらとしは思いますね。
挙句の果てに、「税理士が何も指導してくれなかった」といった経営者も過去に居ました。
呆れて相手にもしませんが、売上は会社が確保するもの・・・
売上げも何も見込みもないのに、指導って・・・
何のために設立したのか?
起業する前には、よく考えて独立しましょう!!
当たり前のことですが、その辺のことを若く独立考えている人に強く伝えたいです。